ひとり親の副業は児童扶養手当に影響する?知らないと損する注意点

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「今の収入だけじゃ、子供の将来が不安。少しでも副業で稼ぎたい……」

そう思う一方で、頭をよぎるのは「児童扶養手当(いわゆる母子手当・父子手当)」のことではないでしょうか。

副業で少し稼いだだけで、手当がカットされたらどうしよう?

役所にバレて、返還を求められたりしないかな?

相談員時代、こうした不安を抱えて一歩踏み出せないお母さん・お父さんにたくさんお会いしてきました。

ひとりで家計を支える身にとって、手当は命綱のようなもの。慎重になるのは、それだけお子さんとの生活を大切に考えている証拠です。

でも、安心してください。仕組みを正しく知れば、手当を守りながら賢く収入を増やすことは可能です。

今日は、ひとり親が副業を始める前に必ず知っておきたい「手当と副業の関係」について、元相談員の視点でわかりやすく解説しますね。


1. 児童扶養手当は副業すると減額される?まず知っておきたい基本

結論から言うと、「副業の利益(所得)が増えれば、手当が減額されたり、支給停止になったりする可能性はあります」。

児童扶養手当には「所得制限」というルールがあるからです。 受給者本人の前年の所得が一定のラインを超えると、「全部支給(満額)」から「一部支給」に切り替わり、さらにラインを超えると「支給停止」になります。

ここで大切なのは、「1円でも副業で稼いだら即減額」というわけではないということです。

手当の計算は「1年間の合計所得」で行われます。現在のあなたの所得が制限ラインに対してどのくらい余裕があるかを知ることが、不安を解消する第一歩です。

児童扶養手当についてはこちら


2. 「収入」と「所得」は違う!ひとり親がつまずきやすいポイント

ここが一番の混乱ポイントです。役所の書類に出てくる「所得」という言葉、実は普段使っている「給料(収入)」とは意味が違います。

  • 収入(額面): 会社から支払われた総額(税金や保険料が引かれる前の金額)です。
  • 所得: 収入から「必要経費」を差し引いた後の金額です。

アフィリエイトやブログなどの副業の場合、「売上(入金額)」から「パソコン代、ネット代、サーバー代」などの経費を引いた残りが「所得」になります。

さらに、児童扶養手当の計算では、ここからさらに「一律8万円(社会保険料相当額)」や、各種控除(養育費の8割加算など)を計算して判定されます。

「売上が月5万円あった!」=「所得が5万円増えた」ではないので、まずは落ち着いて「利益がいくら出そうか」を考えることが大切です。

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そして、仮に所得が5万円増えたとしても、その分児童扶養手当が減るわけではありません!


3. どんな副業が影響しやすい?影響しにくい?

副業の種類によって、手当への影響の仕方は少し変わります。

  • パート・アルバイト(給与所得): 別の職場でパートを増やす場合、「給与所得控除」が適用されますが、基本的には全額が合算されます。源泉徴収票が出るため、所得の把握が非常に正確です。
  • アフィリエイト・Webライター(事業所得・雑所得): 自分で仕事をするタイプは、先ほどお伝えした「経費」が認められます。例えば、副業のために新しいパソコンを買った、勉強のためにスクールに入ったといった費用は、利益から差し引くことができます。結果として、手当に影響する「所得」を低く抑えつつ、スキルを身につけることができます。

4. 児童扶養手当はバレる?副業は必ずバレるのか問題

「内緒で副業をすればバレないのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、結論から言うと、「公的な所得情報は、役所には必ず伝わる仕組み」になっています。

なぜなら、副業の支払元(企業など)が税務署へ報告をしたり、あなたが確定申告をしたりすることで、自治体にはあなたの正確な所得データが届くからです。

もし隠していて、後から「実は所得制限を超えていました」となると、過去に遡って手当の返還を求められることもあります。これがお母さんたちにとって一番大きなダメージになります。 「バレる・バレない」を心配してビクビクするよりも、「これくらい稼いだら手当がこう変わる」という計画を立てるほうが、ずっと心が楽になりますよ。


5. 確定申告が必要になるケースと注意点

副業を始めたら、避けて通れないのが「確定申告」です。

  • 年間20万円ルール: 副業の「所得(利益)」が年間20万円を超えると、所得税の確定申告が必要になります
  • 20万円以下でも住民税は必要: 所得税の申告が不要でも、住民税の申告は必要です。そして、児童扶養手当の判定にはこの「住民税の所得情報」が使われます。

「よくわからないから放置」が一番危険です。

最近はスマホで簡単に申告できるツールも増えていますので、あまり難しく捉えすぎないでくださいね。


6. 無理なく始めやすい副業3つ(ひとり親向け)

手当への影響を考慮しつつ、まずは「月1〜3万円」を目標に、家事の合間で始められるおすすめの副業をご紹介します。

① 在宅コールセンターで今すぐ収入を増やす

好きな時間に好きなだけ働ける!在宅コールセンターの「コールシェア」

特別なスキルがなくても、お話しすることが得意ならすぐに始められます。

シフトの融通が利きやすく、短時間から働けるため、所得のコントロールがしやすいのがメリットです。

②自分の「得意」や「経験」を売る

スキルのフリマ【ココナラ】

「私には人に教えられるような特別なスキルなんてないし…」と思っている方にこそ、ぜひ覗いてみてほしいのがココナラです。

  • どんな仕組み?: 自分の得意なことや経験を、オンライン上でサービスとして出品・販売できる日本最大級のスキルマーケットです。
  • おすすめの理由: ここで売れるのは「プロ級の技術」だけではありません。
    • 「ひとり親としての悩みを聞きます」(電話相談・チャット相談)
    • 「忙しいママのための、1週間献立を提案します」
    • 「これまでの事務経験を活かして、データ入力を代行します」 など、あなたが当たり前にやってきたことが、誰かにとっての「助けてほしいこと」になります。

特別な資格がなくても、今のあなたのままで誰かの役に立てるのがココナラの素敵なところです。

まずは「自分にできることはないかな?」と他の出品者のサービスを眺めるだけでも、新しい自立のヒントが見つかりますよ。

③ スキル習得で将来の収入を増やす

国の給付金をもらいながらWebマーケティング・プログラミング・動画編集が学べます。

児童扶養手当と併用できる、国の給付金なので安心ですね。

無料カウンセリングがあるので、心配なことは相談できます。

将来的に大きく稼ぐための「種まき」になります!


7. 減額が不安なときの対処法|相談先と考え方

もし計算してみて「手当が減るかも……」と不安になったら、一人で悩まずにお住まいの市区町村の福祉窓口(子育て支援課など)で試算してもらうのが一番です。

「副業を考えているのですが、これくらいの所得になると手当はどう変わりますか?」と聞けば、担当者は丁寧に教えてくれます。相談することは決して悪いことではありません。

はる
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手当が減ってしまうから収入を増やさない」というひとり親の方もよくいらっしゃいましたが…

待ってください!その手当は期限付きです!

お子さんが18歳になって最初の3月末で、児童手当も児童扶養手当も終わってしまうのです。

手当がなくなっても親には変わりありません。もしもお子さんが結婚したりお孫さんが産まれたりしたら、力になってあげたいですよね。

スキルも経験も、一朝一夕に身につくものではありません。

今から少しずつ行動していくことが大切です!


『稼ぐ』ことは、自分を大切にすること。まずは月1万円から、新しい世界を覗いてみませんか?

「手当が減るのが怖いから、副業は諦めよう……」 そうやって自分の可能性に蓋をしてしまうのは、とてももったいないことです。

今回お伝えしたように、仕組みを正しく知って、経費や所得のルールを味方につければ、児童扶養手当を守りながら収入を増やす道は必ず見つかります。

大切なのは、いきなり大きく稼ごうとせず、まずは「自分の力で月1万円」を目指してみること。その1万円は、単なるお金以上の自信をあなたに与えてくれるはずです。

まずは気になったサービスを一つ覗いてみることから始めてみてくださいね。

一歩踏み出すあなたを、私は心から応援しています。